中国・西安⑤:2泊4日編 西安の油そば!?スープにパン!?ビャンビャン麺&羊肉泡馍の巻
こんにちは。PGです。
お昼ごはんを食べに、回民街にあるレストランに入りました。
西安で食べる初めての食事。
果たしてどんなものが出てくるのでしょうか?
2019年12月23日(月) PM14:20 レストラン『西北楼』
母との数十秒の協議の結果、
ビャンビャン麺と羊肉泡馍(ヤンロウパオモウ)を注文しました。
私が好きな番組、「迷宮グルメ 異郷の駅前食堂」でも言われていますが、
旅先での1食はギャンブル。
メシ次第で旅は台無し・・・。
まさに、この言葉を思い出しながらドキドキとワクワクと不安の中、料理を待ちます。
さすらいの口笛 Titoli ー荒野の用心棒 A Fistful of Dollars/エンニオ・モリコーネ Ennio Morricone(1964年)
しっかりBGMも用意しておきました(笑)
ビャンビャン麺
西安ではポピュラーな麺料理。
漢字で書くと、と書き、かなり複雑な字のため、機械では変換出来ず、
レシートなどでは発音からBiangBiang麺と表記されていることが多々あります。
2~3センチ程の幅広の麺に、ピーナッツ油をかけた料理で、
日本で言う所の油そばに似た食べ方の料理です。
味は、トマトの酸味と香辛料の風味が混ざっていかにも中国!というような味。
麺はコシがあって歯ごたえがある上に、幅が広いのでめちゃくちゃ食べごたえあります。
もはや麺というよりは生地を食べてるのでは?と思ってしまう程ですが、
ピーナッツ油が幅広い麺にコーティングされるように絡むので、
麺と程よくマッチして、クセになる味です。
実は、私はトマトがかなり苦手なんです。
でも、ビャンビャン麺はトマトがめちゃくちゃ良い役割をしていて、
もはや主役級と言えるほどのバランサーです。
トマトがこんなに美味しく感じられるとは。
パクチーにもやしに牛肉に卵に人参など色んなものが入っているので、
飽きずに食べられる味ですね!
これは当たりです。
羊肉泡馍(ヤンロウパオモウ)
西安ではかなり伝統的な料理で、唐の時代からある料理だそうな。
漢字に使われている通り、羊肉で作られたスープです。
特徴的なのは、スープの中に、馍(モウ)と呼ばれる蒸しパンが入っていることです。
この蒸しパンは、日本で言うところの肉まんなどに使われるような蒸しパンで、
これをちぎったものをスープに入れてあります。
(客が自分でちぎって入れて、そこにスープを入れるパターンもあるみたいですが、この店では完成されたものが出てきました。)
ここまで聞くと、フニャフニャのパンがスープに入ってるの?と思われがちですが、
実際にはスープに浸ったパンはかなり弾力があり、歯ごたえ抜群。
スープの中には一応、申し訳程度に春雨が入っていますが、主張は控えめ。
羊肉はかなり柔らかく、ホロホロな感じです。
獣くささのような物は感じられませんでした。
黒いのはキクラゲですね。
肝心のスープですが、塩ベースで、風味はほんの少し牛肉麵に近い部分がありますね。
出来る限り言葉で表現するとしたら、牛肉麵の醤油抜き塩ベースって感じです。
美味しいです。
ちなみに奥の小皿にあるのはニンニクの漬物(?)です。
母が食べてましたが、どうやらこっちはイマイチだったみたいです。。。
満足度は、結構満足です。
どちらか優劣をつけるなら、ビャンビャン麺が美味しかったですね。
羊肉泡馍のパンは、自分でちぎって入れると、事前調査で聞いていたので、
完成品が出てきた時はちょっとショックでした(笑)
2品で合計、58元≒920円でした。
2人で食べても多すぎるぐらいの量だったので、かなり安いと思います。
良いスタートを切れた気がします。
AliPayを使って支払いも済ませたので、店を出ます。
ごちそうさまでした!
PM14:50 食後のショッピング(軽)
ご飯も食べて、満足したので、回民街を少し歩き回ります。
ダイジェスト気味でどうぞ。
10元≒150円で売られているシルク製品。
餃子包んでます。
漢方っぽい草をすり潰す子供・・・の機械。
面白いけどちょっとリアルで怖いw
兵馬俑グッズもそこらでいっぱい売られてます。
しかも1個200円とか300円ぐらいです。やっす。
中国的買い物路地裏。
小物も激安です。
メイドインチャイナなので性能はお察しですが。
これも1個、300円とかですよ!↓
謎の銅像。
本当によくわからん状況です(笑)
中国でドラ◯もんを見ると、色々と危険な香りがします。
散歩終了
回民街は色んな店があって、いっぱい見て回れますね。
それにしても西安に着いてから歩き通しで、疲れました。。。
一度ホテルに戻って、休むことにします。
夜には唐歌舞ショーを見に行くつもりなので、それに向けて体力温存です。
それでは今回の記事はここまで。
また次の記事でお会いしましょう。