中国・西安⑫:2泊4日編 中国の国宝、銅馬車を見る!兵馬俑博物館3号坑&エキシビションホールの巻
こんにちは。PGです。
2号坑を見終えて、お次は3号坑を見て回ります。
2号坑にはガラスケースに入った色んな種類の兵馬俑が間近で見れましたが、
3号坑には何があるのでしょうか?調査していきたいと思います。
2019年12月24日(火) PM12:00 兵馬俑博物館 3号坑
入ってまず目についたのは、こちらのお店です。
こちらは自分の顔写真を、兵馬俑チックに加工してくれるお店。
お値段100元≒1600円だったかな・・・。
兵馬俑を見るのは好きですが、兵馬俑になりたいとは思わないので、
今回はやめておきました。
あと、写真から分かるように、3号坑の中もだいぶ暗いです。
足元が見えないぐらい暗いので、気をつけて歩きます。
基本的に3号坑の構造も、1号坑2号坑と変わりません。
見下ろす感じで、発掘された兵馬俑が並んでます。
1号坑の兵馬俑と比べても、地位が高い俑が多いですね。(鎧が豪華だから)
調べてみたところ、3号坑に展示されている兵馬俑は、
最高指揮部隊と考えられているらしいです。
言ってしまえば軍の司令部。
みんな手を前に差し出してるのも、もしかしたら槍のような物を持って、
警備していたんじゃないでしょうか。
(馬が居るのはよくわかりませんが)
地形もよく見れば部屋のような形をしています。
それにしても、理由こそわかりませんが、首が無い俑が多いですね。
見つからなかったんでしょうか?
ちょっと離れたところには、破損した兵馬俑が散乱してました。
改修あきらめたんかな。。。
3号坑は他の坑と比べてもかなり小さく、結構すぐ見終わります。
1号坑が数なら、3号坑は質って感じですかね。
トイレ休憩
3号坑を見終わり、兵馬俑はほぼ見終わったなという雰囲気が出てきたところで、
トイレ休憩にしました。
さて、これからどうしよう?と話していたところで、母が気づきます。
「まだアレ見てへんと思うねんな。」
「アレ?」
「馬車の兵馬俑。まえ大阪で兵馬俑展やってた時に見たんやけど・・・」
(参考画像)
母が言ってるのは恐らくコレの事です。
ここまで来たのに、思い残したまま帰るわけにはいかないので、探します。
3号坑の出たところにあったマップを見たところ、
右下にエキシビションホールがありました。
多分そこにあるだろうという考えのもと、向かいます。
エキシビションホールへ
それでは2号坑を抜けて、エキシビションホールへと向かいます。
こういう細かい部分に凝ってるの好き。
歩くこと数分。エキシビションホールに着きました。
中国のあらゆる施設は、何かと広いので、ちょっと近くの建物に行くだけでも無駄に疲れます。
そしてここでも無駄に階段が。
ジワジワ体力削るのやめーや
中に入りました。どうやら展示物があるのは、
ここから階段を降りたところらしくて・・・。
さっきの階段あがったのは何だったんだ。
展示場
ホールに行こうと決めてから、15分ぐらい歩きました。
展示場に到着です。
おおっ!言ってた通り、馬車の俑がありました。
これは確かに、必見ですね。
調べてみたところ、こちらは銅で出来ているらしいです。
馬車は2台発掘されたらしく、それぞれ順に1号車、2号車と呼ばれているそうな。
この1号車は、中国の国宝に指定されています。
始皇帝が乗る馬車を、警護していた馬車だそうです。
すごい精巧な作りですね。
傘の部分とか、ほんとよく出来てます。
そしてこちらは2号車。
こちらは、始皇帝を乗せてはいなかったものの、将軍レベルのお偉いさんを乗せていたそうです。
当時、始皇帝が乗っていると勘違いされて、襲撃されたこともあったそうな。。。
そういうことがあったので、先ほどの1号車が先頭を走り、警護に付き始めたらしいですよ。
ちなみにどちらの馬車も、等身大ではなく2分の1スケールです。
馬が着けてる鞍も、かなり精巧ですね。
この4匹の内、1匹、リーダーが居るらしいです。
ちょっと分かりにくいですが、
いちばん左の馬の頭に何か棒のようなものが付いてます。
これが馬のリーダーの証で、方向や速度はこの馬に指示を出していたとされるらしいですよ。
展示場の中には、馬車以外にも色んな小物が展示されていました。
ここでは紹介し切れないので、特に言及はしません。
興味のある方はぜひ一度、西安に行きましょう。
PM13:00 兵馬俑博物館 入り口前
全ての坑とエキシビションホールを見終わり、博物館はだいたい見終わりました。
もう気づいたら13時で、お腹も空きました。
歩きづめで疲れましたし、兵馬俑博物館はこれで終わりにして、お昼ご飯にしたいと思います。
総合的な感想ですが、大満足でしたね。
期待にしっかりと応えてくれる、素晴らしい博物館でした。
生の兵馬俑は人生で一度は見ておくべきかも?
不満点を挙げるとすれば、お土産がそこそこお高めだったのと、
敷地内が広い割には休憩スペースがあまり無いので、少し疲れるところぐらいです。
それでは兵馬俑博物館を後にして、ご飯に行きたいと思います。
今回の記事はここまで。
それではまた次の記事でお会いしましょう。