中国・西安⑥:2泊4日編 中国本場の餃子ってどんな味?老舗レストラン"徳發長"で餃子宴の巻
2019年12月23日(月) PM17:00 ホテル
こんにちは。PGです。
疲れもあってか、ホテルに戻ったあと爆睡してました。
気づけば時刻は17時過ぎ。
夜はオプショナルツアーで、ディナーと唐歌舞ショーを予約しています。
送迎時間に間に合うように起きるつもりだったんですが、
寝過ごしてしまい、ガイドさんからのコールで起きました。。。
急いで支度をし、合流します。
ホテル出発
ガイドさんに遅れてごめんなさいと、はじめましてをして外に出ました。
今回のオプショナルツアーはチャイナエイトさんにお世話になります。
それではまずはディナーなんですが、まだ時間がかなり余裕とのことだったので、
周囲に建っている歴史的建造物の解説をしていただくことに。
こちらのお写真、左に見える建物は、鐘楼です。
まだ時計が無かった時代、日が昇った時に鐘を鳴らして、
1日の始まりを伝えていたわけですね。
鐘楼は、西安の中心に建っており、
この鐘楼を大きく囲むように街全体が大きな城壁で囲まれています。
一方、回民街の目の前にあるこちらも鐘楼です。
こっちの鐘楼は、日暮れの時に鐘を鳴らして、1日の終わりを伝えていたそうです。
どちらも夜になれば綺麗にライトアップされるらしいので、楽しみです。
面白い話を聞かせていただきました。
それでは本日のディナー会場に向かいます。
車に乗り込んで行くのかな?と思いきや・・・
なんと、ホテルの横にあるこちらのレストランが会場でした。
特に何も考えずにホテルは予約していたので、全くの偶然です。
改めてホテルの立地の最強さを確認しました。
PM17:26レストラン『徳發長』
というわけで老舗レストラン、『徳發長』に行きます。
それでは入店します。
実は入り口は、こっちの見える側じゃありません。
ちょっと路地裏チックな場所にある、裏口みたいなところが入り口です。
ところで看板についてですが、老舗では右から左に向かって読みます。
これは昔の中国の名残をあえて残しているそうで、老舗の証みたいなもんらしいです。
お店の中はこんな感じ。
黄金の餃子がお出迎えしてくれました。
このオブジェクトからわかるように、ここは餃子の超有名店だそうです。
入り口の横にはこんなものが展示されてました。
これだけ見ると、可愛い作り物だな~って感想ですが、
なんとこれら全て、餃子らしいです。
もちろんマジもんの餃子がここに飾られてるわけじゃないですが・・・
むかし餃子でこんな形のもの作ったよ~ということです。
完全に餃子の粋を飛び出てますね。
果たしてこんなアーティスティックな餃子を作れる老舗の味とはどうなんでしょう。
期待感が高まります。
私達は、上階のフロアでディナーみたいなのでエレベーターで上に行きます。
上階
上階に来ました。
ここにもいっぱい、餃子アートが飾られていますね。
カエルとハスの餃子が飾られていました。
前衛的な形のカエルですが、可愛らしいです。
席に着きます。
景色はこんな感じ。
暗くなってくると、ライトアップされた鐘楼も見えるので、結構良い席だと思います。
餃子宴の開始
まずは飲み物の笹の葉茶から運ばれてきました。
えらい草草しい見た目ですが、実際に入れてみても、、、
草でした。
ちなみに味は、母曰く「ワラみたいな味」、僕は「マテ茶っぽい」って感じでした。
微妙。
さぁお次に運ばれますは前菜たち。
逐一細かくレビューすると記事がえらい長くなってくるので一言で。
奇妙な食感。湯葉を切って麺にしたような。微妙に美味しい。
それなりに美味しい。日本でも食べられそう。味は薄め。
そこそこ美味しい。インゲンのニンニク炒めonトマト。
美味しい。ピーナッツが甘くて、いくらでも食べれる感。
まだ運ばれてきます。
前菜の次ってなんでしたっけ?
左は焼き餃子。それはわかるんですが、
右がどう見てもデザートなんですよね。
前菜の次はデザート・・・?(混乱)
餃子は、なんか肉のくさみというか、独特のクセがあって微妙でした。。。
デザートは、食後まで置いといて食べましたが、
ココナッツパウダーが降り掛かったクリーム大福って感じで、めっちゃ美味しかったです。
まだまだいきますよ。
お次に運ばれますは・・・
じゃん。
餃子入りスープです。
塩ベースのスープで、タケノコが入っていたりして、食べやすい味でした。
餃子もめっちゃミニサイズですが、これは悪くなかったですよ。
クセとかはあんまり無かったかな。
お次は水餃子。
皮は分厚く、かなりモチモチしてます。
これもちょっとクセがあって、微妙でした。。。
なんでしょうね。肉のくさみなのか、独特の香辛料なのか。。。
卓上にあった黒酢をかけて食べると、何段か美味しくなりましたが、
それでもちょっと微妙ですね。
いよいよメインディッシュ。
餃子宴の名にふさわしく、8種類の蒸し餃子が出てきました。
8種類全部、違う味です。流石に全種類それぞれのレビューはやめときます(笑)
蒸し餃子全体の感想を言うと、私的には微妙でした。
クセが強いものが多く、結構人を選ぶと思います。
一方で、カレー餃子など食べやすい餃子があることにはあるんですが、
絶品とまではいかなかったですね。
ごちそうさまでした。以上で、コース料理は全部です。
私達はお昼ご飯が遅かったので、これで満腹。
餃子自体、皮が結構厚いので、食べごたえはそこそこあると思います。
ガイドさん曰く、このお店で出る餃子は全て地元の味とのこと。
老舗ですから、これが西安の伝統的な餃子の味というわけですね。
今日にある餃子のベースとなった、餃子なんじゃないでしょうか。
美味しいかと言われれば私はうなずくことは出来ませんが、
貴重な体験は出来たと思います。
本場中国にある老舗の餃子の味。それを食べたという事実に価値があると思います。
「私が作ったヤツの方が美味しいな」
「それな」
まぁ、当時はそんなこと考えもせず、こんなクソ失礼な事言ってましたが。
2019年12月23日(月) PM18:30 唐歌舞ショーへ
食後は、心待ちにしていた唐歌舞ショーを見に行くため、
送迎の車に乗り込み、移動します。
夜の西安はところどころがライトアップされていて、とても綺麗です。
それはまた次回、写真付きでお伝えすることにします。
今回の記事はここまで。
それではまた次の記事でお会いしましょう。
おまけ
レストランの向かい側の店にあった、
羊肉泡馍(ヤンロウパオモウ)を食べるイスラム教徒のおっさんの銅像。
いくらなんでも迫真すぎる。